睡眠は、心身の健康を維持するために欠かせない要素です。睡眠中、体は日中の疲労を回復し、脳は情報の整理や記憶の定着を行います。適切な睡眠を取ることで、免疫力が向上し、病気にかかりにくくなるほか、集中力や判断力も高まります。一方で、睡眠不足が続くと、注意力の低下や気分の不安定が生じるだけでなく、肥満や糖尿病、高血圧などの慢性疾患のリスクが高まります。
また、睡眠の質も重要です。深い眠りであるノンレム睡眠は、肉体の回復を促し、レム睡眠は心の安定や創造性の向上に関与しています。適切な睡眠を確保するには、規則正しい生活リズムを保ち、寝る前にリラックスすることが大切です。特に、就寝前のスマートフォンやパソコンの使用は避けるべきです。これらの光は脳を覚醒させ、睡眠の質を低下させます。
日本人の平均睡眠時間は7時間22分と言われていて、これは世界的に見ても最下位であり、非常に少ないです。他の国は平均して8時間を超えており、8時間を切っているのは日本と韓国だけと言われています。
私はメンタルサポーターの仕事をさせていただいていますが、同時にフランス式アロマライフスタイルセラピストという資格を持っているため、フランス式アロマをメンタルサポートの中に取り入れていく場面がご相談いただく内容によっては出てくると思います。
睡眠に特化したアロマがあり、詳しくは別の機会に触れたいと思います。
アロマのメーカーの方から聞いた話ですが、特に睡眠に関しては平均睡眠時間が上記の通り7時間台となっていますが、実際はもっと短い人の方が多く、6時間睡眠が常態化した方も多いと聞きます。 しかし、このような状態が続くと毎日日本酒を2合飲みながら仕事をしている状態と変わらないと言われていますので、これでは生産性が上がるわけがありません。
メンタルの不調が起きるのも当然です。近年では仕事のしかたに様々なスタイルが出てきていますが、私が聞いた内容の中にはオンラインでの内容ですが、21時から打ち合わせをしますとか、参加している人の意識が上がらないので23時15分から緊急の講習会を行いますとか、ちょっと驚くような内容も聞く事があります。これでは睡眠時間が確保できないのも当然です。交換神経がずっと優位になっていて休まっていないわけですから、そして朝6時からまた打ち合わせなんて人もいるようです。
いつ休んでいるのでしょうか?
睡眠を取れている時の方が当たり前ですがパフォーマンスは上がるのです。